AI活用

Notion AIの使い方完全ガイド|文章作成・要約・翻訳など活用術を徹底解説

Notion AIの使い方完全ガイド|文章作成・要約・翻訳など活用術を徹底解説

「Notion AIって何ができるの?」「ChatGPTとどう使い分ける?」「月$10払う価値はある?」——本記事はこの3つの疑問に答えます。

Notion AIは、ドキュメント管理ツール「Notion」に組み込まれたAI機能です。最大の強みは、いま開いているページの文脈を踏まえて文章作成・要約・翻訳ができること。ChatGPTのように別画面へコピペする手間がありません。

呼び出し方などの基本操作から、議事録・企画書・メールでの実践例、料金の考え方まで順に解説します。


Notion AIとは

Notionの基本

Notion(ノーション)は、ドキュメント・タスク管理・データベース・社内Wikiを1つにまとめられるオールインワンの生産性ツールです。情報が1か所に集まる設計のため、AI機能との相性が良いのが特徴です。

主な用途は次のとおりです。

  • ドキュメント・メモの作成
  • プロジェクト管理(カンバン、ガントチャートなど)
  • データベースの構築
  • 社内Wiki・ナレッジベース
  • チームでのコラボレーション

Notion AIの特徴

Notion AIの本質は「編集中のページから離れずにAIを使える」ことです。スペースキーひとつで呼び出せ、既存ドキュメントの文脈を踏まえた提案が返ってきます。日本語での指示・出力にも対応しています。

汎用チャットAIと違い、生成結果はそのままページに挿入されます。「AIの回答をコピーして貼り直す」作業が発生しない分、ドキュメント仕事では速度が出ます。

料金プラン

Notion AIは、どのプランでも月$10/ユーザーの追加オプションです。

プラン月額料金Notion AI
フリー無料利用不可
プラス$10/ユーザー+$10/ユーザー
ビジネス$18/ユーザー+$10/ユーザー
エンタープライズ要問合せ+$10/ユーザー

※Notion AIは追加オプション(月$10/ユーザー)


基本的な使い方

AIの呼び出し方

呼び出し方は3つありますが、まずはスペースキーだけ覚えれば十分です。

  1. スペースキー: 空白行でスペースキーを押すとAIメニューが表示される
  2. /aiコマンド: 「/ai」と入力してEnterキーを押す
  3. 選択してAsk AI: テキストを選択すると表示される「Ask AI」をクリック

新規に書くときはスペースキー、既存の文章を直すときは「選択してAsk AI」。この2択で迷わなくなります。

主要な機能

できることは大きく5つです。業務で使用頻度が高いのは、要約と編集・改善の2つです。

  1. 文章生成: ブログの下書き、メール文面、企画書のアウトライン
  2. 要約: 長文ドキュメントの要約、議事録のポイント抽出
  3. 翻訳: 日英翻訳を含む多言語対応
  4. 編集・改善: トーン変更、文法・誤字の修正、文章の短縮・拡張
  5. ブレインストーミング: アイデア出し、企画の発散、解決策の提案

ビジネス活用例

1. 議事録の作成・要約

会議中の走り書きメモが、指示ひとつで整った議事録になります。清書の時間をほぼゼロにできる、最も効果の出やすい使い方です。

手順は3ステップです。

  1. 会議中はざっとメモを取ることに集中する
  2. 会議後にメモを選択して「Ask AI」
  3. 「議事録形式に整理して」と指示し、必要に応じて手直し

プロンプト例:

以下のメモを議事録形式に整理してください。
・日時、参加者、議題を冒頭に
・決定事項を箇条書きで
・次のアクションを明記

2. 企画書・提案書の作成

箇条書きのアイデアから、企画書の骨子を数十秒で作れます。ゼロから構成を考えるより、AIの叩き台を直すほうが早く終わります。

  1. 企画の概要を箇条書きで入力
  2. 「企画書のアウトラインを作成して」と指示
  3. 使えそうなセクションだけ残して詳細化

プロンプト例:

以下の情報を基に、新規サービスの企画書アウトラインを作成してください。
・サービス概要
・ターゲット
・競合との差別化
・スケジュール
・予算

3. メール文面の作成

要件の箇条書きをビジネスメールに変換できます。コツは「トーン:丁寧だが堅すぎない」のように、文体まで指定することです。

プロンプト例:

以下の内容でクライアントへのメールを作成してください。
・打ち合わせのお礼
・提案資料の送付
・次回日程の調整依頼
トーン:丁寧だが堅すぎない

4. FAQの作成

製品情報とよくある質問を渡せば、FAQ形式への整形はAIに任せられます。製品情報や過去の問い合わせをリストアップし、「FAQ形式でまとめて」と指示するだけです。人間は回答内容が正確かのチェックに集中できます。

5. 多言語コンテンツの作成

日本語で作ったページを、その場で英語などへ展開できます。専門用語を含む文書も翻訳できますが、公開前のネイティブチェックは省かないでください。


効率的な使い方

良いプロンプトの書き方

指示に「対象読者・文字数・トーン」を添えるだけで、出力の精度は大きく変わります。

❌ 「記事を書いて」
✅ 「中小企業向けに、SEO対策の基本を解説する記事の導入部分を300文字で書いて」

条件は次の形式でテンプレ化しておくと、毎回考えずに済みます。

・対象読者:〇〇
・文字数:〇〇文字程度
・トーン:〇〇
・含めるキーワード:〇〇

テンプレートの活用

よく使うプロンプトは、Notionページとして保存しておきましょう。議事録や週報のような定型業務ほど効果が大きく、チーム全員が同じ品質の出力を得られるようになります。

テンプレート例:

# 議事録作成テンプレート
以下のメモを議事録に整理してください。

## 要件
- 日時・参加者・議題を冒頭に記載
- 議論のポイントを箇条書きで
- 決定事項を明確に
- TODO・担当者・期限を表形式で

## メモ
(ここにメモを貼り付け)

データベースとの連携

Notionのデータベースと組み合わせると、定型ドキュメントの作成を仕組み化できます。たとえばタスク管理データベースなら、タスクの説明文の生成、完了報告の要約、週次レポートの下書きをAIに任せられます。


ChatGPTとの使い分け

Notion AIが向いている場面

「Notion内で完結する文章仕事」はNotion AIが有利です。既存ドキュメントの編集・改善、チームでの共同編集、ページの一部だけをAI処理したい場合が典型です。ツールを行き来せず、文脈を保ったまま編集でき、結果をそのままチームに共有できます。

ChatGPTが向いている場面

「対話しながら詰める仕事」はChatGPTが向いています。複雑な質問の深掘り、コード生成・デバッグ、画像生成(DALL-E)、最新情報の検索などです。

併用のススメ

実務ではどちらか一方ではなく、併用が最も効率的です。

  1. ChatGPTでアイデア出し・調査
  2. 結果をNotionに貼り付け
  3. Notion AIで編集・整形
  4. チームに共有

この流れなら、対話力と編集のしやすさ、両方の強みを活かせます。


注意点

出力の確認

AIの出力は下書きとして扱い、人間の確認を通してから使ってください。チェックすべきは次の4点です。

  • 事実関係は正しいか
  • 文脈に合っているか
  • 誤字脱字はないか
  • 機密情報が含まれていないか

セキュリティ

個人情報・機密情報・パスワードなどの認証情報・未公開の事業計画は入力しない。このルールを導入時にチームで決めておくと事故を防げます。

料金の考え方

月$10は日本円で月額1,500円程度、1日あたり約50円です。1日30分の時間短縮ができれば十分ペイする計算になります。まず1〜2名で試し、効果を確かめてから人数を増やす進め方が堅実です。


よくある質問

Q. Notion AIは日本語に対応していますか?

A. はい、対応しています。日本語での指示・出力ともに可能です。

Q. 無料で試せますか?

A. Notion自体には無料プランがありますが、Notion AIは追加オプションとして月$10が必要です。ただし最初に一定回数の無料トライアルがあるので、自分の業務に合うかを先に確かめられます。

Q. 生成したコンテンツの著作権は?

A. 一般的にはユーザーが商用利用できます。ただしAI生成物の著作権は複雑な問題のため、重要なコンテンツには人間による編集を加えることをおすすめします。

Q. オフラインでも使えますか?

A. いいえ。Notion AIはクラウドサービスのため、インターネット接続が必要です。


まとめ

Notion AIは、すでにNotionでドキュメントを管理しているチームなら、月$10で導入できる実用的な効率化手段です。

導入は次の順番で進めるのがおすすめです。

  1. 無料トライアルで、まず議事録の整理から試す
  2. 効きどころが見えたら、プロンプトをテンプレ化してチームで共有する
  3. ChatGPTと併用し、調査はChatGPT・編集はNotion AIと役割分担する

議事録・メール・企画書のような定型文書から始めれば、初日から時間短縮を実感できます。


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※本記事の情報は2025年1月時点のものです。Notion AIの機能や料金は変更される可能性がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。


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